2025.05.22

メニュー公開【6/27(金)、28(土) 開催】「造り手と語らう、五感で味わう」 酒蔵めぐりディナー -南部酒造場編-

造り手と語らう、五感で味わう
酒蔵めぐりディナー  -南部酒造場編-

「日本酒ってどう選べばいいの?」
「純米と吟醸の違いって?」

そんな素朴な疑問に、今夜は蔵元が直接お応えします。
福井・越前大野の老舗酒蔵「南部酒造場」より、蔵元・山形幸寛氏をお迎えし、蔵の歴史とともに美酒を味わう特別な一夜をお届けします。

そして今年のディナーは、これまでと一味違います。
“お料理にお酒を合わせる”のではなく、
“お酒にお料理を合わせる” 特別な構成でご用意しました。

日本酒の個性を最大限に引き出すために、一杯ごとに料理が寄り添う贅沢なペアリング。
造り手の想いやストーリーとともに味わう、五感で愉しむひとときをぜひご体験ください。

[ 開催日時 ]
6月27日(金) 19:00開始 (受付開始18:30)
6月28日(土) 19:00開始 (受付開始18:30)

[ 参加費 ]
11,000円 (税サ込)

[ ご予約はこちら ]
https://peatix.com/event/4377930

[ 開催場所 ]
ふくい南青山291 Cultive291
東京都港区南青山5丁目4-41 グラッセリア青山内

[ メニュー ]

6月のテーマ「福井・南部酒造場の銘酒とアジア料理のマリアージュ

雪深い大野で育まれた繊細で旨み豊かな日本酒は、スパイスや香草を効かせたアジア料理と驚くほど好相性。 辛味・酸味・香りの重なりが、酒の表情を引き立てます。 伝統と革新が交差する、ひと味違うペアリング体験をどうぞ。

 

1. 微発泡純米にごり生原酒 shu shu shu × 「鹹豆漿(シェントウジャン)」

【ペアリングの魅力:味を対比させる】
もろみの甘味と青豆豆乳のほろ苦さ、シュワっとした発泡感と甘エビの香ばしさが、味わいに奥行きを生む。
甘・苦・香ばしさ・酸味が複雑に交錯し、口の中に新たなハーモニーを奏でるペアリングです。

 

2. 至極の花垣 純米大吟醸 × 「ゴイクン(生春巻き)」
【ペアリングの魅力:味のタイプを合わせる】
繊細な旨味の白身魚と、フルーティーなマンゴーサルサが織りなす絶妙な味わいに、精米度39%の純米大吟醸「至極の花垣」がやわらかく寄り添う。
果実をかみしめたような上品な甘味と酸味が、香り豊かなフェンネルやセミドライトマトと響き合い、ライチやメロンを彷彿とさせる大吟醸の香りが広がる。
一口ごとに、香りと味わいのハーモニーが口の中に広がり、至極のマリアージュが完成します。

 

3. 花垣 超辛純米 × 「パコラ(越前穴子の米粉フリット)」
【ペアリングの魅力:味の強弱を合わせる】
米の旨味がしっかりと感じられる辛口純米酒に、穴子の濃厚な旨味と香ばしさが合う。どちらも「しっかりした味わい」でバランスが取れるペアリングです。

 

4. 花垣 山廃純米 無濾過生原酒 × 「マッククス(韓国そば)」
【ペアリングの魅力:酸味を共鳴させる】
山廃仕込みならではのしっかりとした酸と、煎り酒の酸味を同調させ、韓国そば「マッククス」の可能性を広げる一皿。
芳醇で複雑、それでいて飲みやすい花垣の無濾過生原酒が、エゴマ油の香ばしさとそばの滋味深い味わいに寄り添い、梅と鰹のやさしい旨味が全体をやさしく包み込む。
酸味、甘味、香ばしさが調和した一口ごとに、新しいそばの世界を楽しめるマリアージュです。

 

5. 花垣 生酛純米 × 「福井ポーク肩ロースの山椒茶葉みそ焼き」
【ペアリングの魅力:温度を合わせる】
茶葉の渋み、糀味噌の甘味、山椒の辛味をまとった福井ポークに、伝承の生酛造りで「辛酸甘苦渋」の五味を引き出した花垣の生酛純米が寄り添い、味わい豊かな骨太ペアリングを実現。
コクのある酸と燗酒ならではの柔らかな旨味が、じっくり焼き上げた肩ロースの力強い旨味と調和し、香りと味わいが幾重にも広がる一口に。

 

6. 花垣 貴醸年譜 0年 無濾過生原酒 × 「レモングラスとメロンのジュレ 梅のジェラートとココナッツミルク」
【ペアリングの魅力:香りを合わせる】
貴醸年譜0年の優しい甘さと、フルーツのフレッシュさが共鳴する、初夏にぴったりの締めくくり。
レモングラスの爽やかな香りをまとったメロンと、甘酸っぱい旬の梅のジェラート、ココナッツミルクが織り成す南国感あふれるデザートに、新鮮無垢で濃醇な甘味と適度な酸味の貴醸酒が寄り添い、口の中に優雅な余韻を残します。

 

日本酒のラインナップ

  • 至極の花垣:福井県産酒米「さかほまれ」を39%まで磨き、上品な甘酸と香りを醸す純米大吟醸。
  • SHUSHUSHU:微発泡のにごり生原酒。もろみの旨味とシュワっと爽やかな味わいが魅力。
  • 生酛純米:18ヶ月以上熟成された、コクと酸味が調和した燗酒向きの一本。
  • 超辛純米:日本酒度+12のドライな切れ味に、米の旨味も兼ね備えた食中酒。
  • 山廃純米 無濾過生原酒:芳醇な香りと複雑な味わいが特徴の限定新酒。
  • 貴醸年譜 0年:日本酒で仕込む貴醸酒。濃厚な甘みと酸味、フレッシュな生原酒。

【このディナーの魅力】

■ 話せる日本酒体験

ラベルや数値だけでは語りきれない日本酒の奥深い魅力を、創業100年を超える老舗酒蔵の蔵元が自ら語ります。
酒造りの背景や、熟成による味わいの変化、そして選び方のヒントまで――造り手の視点だからこそ伝えられる物語があります。

参加者とのインタラクティブなトークを交えながら、「なんとなく飲んでいた日本酒」が、土地の記憶や造り手の想いと結びついた“特別な一杯”へと変わる、そんな体験をお楽しみください。

 

■ 一流シェフによるコース料理とのマリアージュ

今回のお料理を手がけるのは、秋山直宏シェフ。
シェフ自ら酒蔵を訪れ、日本酒の製造背景や味わいを深く理解した上で、その酒と最も相性の良い食材や調理法を吟味しています。

日本酒の個性を引き立てながら、料理が寄り添うことで生まれる、贅沢で繊細なペアリング。
想像を超える味の出会いと、記憶に残るディナー体験をぜひご堪能ください。

酒蔵を訪問(2025/5/12)

南部酒造場

創醸百年。平成13年、酒蔵五棟、文化財として登録される。
日本百名水「お清水」に代表される名水の里であり、酒造好適米「五百万石」の日本有数の産地である越前大野にて、私たちは「手造りに徹して、より高品位の酒を世に送り出す」ことを蔵の理念とし、目の届く量だけを丁寧に醸している。

シェフ:秋山 直宏

2012年より高級グローサリー「DEAN & DELUCA」の主要店舗でキッチンを統括。赤坂のレストラン『The ARTISAN TABLE』立ち上げにも参画。2021年からはメニュー開発を担い、各ジャンルのシェフたちとコラボイベントを行う。

現在はKIBOのエグゼクティブシェフとして、外食・中食・物販までを視野に入れたメニュー開発をリード。味覚だけでなく、マーケティングやブランド戦略の観点からも“食” を構築できる、希少なフードディレクター。

 

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